熊本の探偵｜「西日本リサーチ」は60年の歴史があります。 > (4) 探偵使用機材の紹介 > 探偵車両 > 熊本探偵 ぶっ飛び尾行
小鳥の囀りで、すがすがしい一日で始まり、僕は何時もと同じ様に事務所に出勤し、尾行車両の簡単な点検を済ませ、先日の尾行調査の報告書を急いでいた。
対象者は、勤め先は下通り繁華街にあるため、車体が小さく張り込みやすい軽自動車で出掛けた。
しばらくは離婚でいると何時ものように配達用のワゴン車で移動を開始する。
ところが、何時もの配達の方向と違う。
不審に思い早目に応援車両を要請。
大型スーパーの駐車場に入ると、すでに停車中であった高級スポーツカーのに乗車。
案の定、対象者は交際相手の女性を乗せ、熊本インターから九州自動車道路に入ると、いきなりアクセル全開。私の本日の尾行車両は、張り込み重視の軽自動車。
常に全開でスピードを出しているけど追いつけない。
軽自動車での尾行は無理と判断し、久留米支店に連絡。
久留米インターで待ち伏せ作戦です。
私が乗っている軽自動車からは、変な音が、、。
いきなり白煙を出し、ガラガラ凄い音に変わりエンジンが停止した。尾行は他の追尾車両にバトンタッチし、私は悔しい想いを噛み締め、渋々レッカー車を要請。
ワイヤーで僕のスーパーカーをレッカー車に載せる時、金属の固まりが落ちてた。
よくみるとコンロッド。
なんで？
翌日、整備工場にいってビックリ。エンジンにポッカリと穴が空いてるではありませんか。
いくら、点検をマメにしていても、僕たち探偵の車両は傷みやすいです。
みなさんも、点検は怠らないようにしましょうそれ以来、僕はエンジンが破けるまで対象者を追っかける事から、
カラスヘビのケン、と呼ばれています。
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