熊本の探偵|「西日本リサーチ」は60年の歴史があります。 > お知らせ&新着情報 > 極限の尾行―調査員が繰り広げる公園での追跡劇
尾行という仕事は、ただ相手を追いかけるだけではありません。対象者の動きを読み取り、適切なタイミングで行動を予測しなければならないのです。今回、私たちが直面したのは、予測不可能な対象者との激しい追跡劇。その舞台は、意外にも穏やかな公園でした。
調査は早朝、まだ太陽が昇り切らない時間に始まりました。対象者は毎朝決まった時間に自宅を出て、近くの公園を散歩するという情報を掴んでいたため、私たちは先回りして公園の出入り口付近で待機。
チームは3人、各々が異なる角度から対象者の動きを見逃さないよう気配を消し張り込む。
公園は、静かな住宅街の一角にあり、木々が生い茂る中でベンチが点在する、地元の人々に愛される憩いの場のようです。
私たちは、その公園の自然な風景に溶け込むように、それぞれが新聞を読んだり、ベンチで携帯を操作したりしながら、対象者が現れるのを待ちました。
朝の散歩コースを楽しむ人々が公園を行き交う中、対象者が姿を現しました。彼は何事もないかのようにゆっくりと歩いていましたが、その様子にはどこか警戒心が感じられました。私たちは、彼の動きを見逃さないように距離を保ちつつ、すぐに尾行を開始。
公園の中は見通しが良いため、直線的な尾行は目立ちすぎます。そこで私たちは、公園内を散歩する別の人々や木々を利用して、自然な動きを装いながら距離を保ちました。
対象者が公園内の特定のベンチに腰掛けた為、私たちもそれぞれのポジションに応じて行動を調整することに。
その瞬間、対象者が突然立ち上がり、歩き始めました。しかも、彼の歩くスピードが速くなり、私たちを試すかのように、公園の小道をジグザグに歩き回るような動きを見せました。これは、尾行者がいるかを確かめるための典型的な手法です。
ここで探偵に重要なのは、冷静に対応すること。
私たちはBluetoothイヤホンや互いの視線で会話を交わしながら、各々のポジションを調整し、対象者の動きに合わせて自然な形で追跡を続ける。
チームの1人が、先回りして次の小道で対象者を待ち構える一方、もう1人は遠くから全体の状況を監視。
対象者が公園の出口に向かうと、私たちも行動を再び調整しました。彼が出口を出た瞬間、私たちは距離を取りつつ、尾行を再開。
彼は公園を出ると近くのバス停に向かい、そこからバスに乗り込みました。この瞬間に私たちは迅速に次の手を打つ必要がありました。
調査員の1人がタクシーを捕まえ、すぐに対象者が乗ったバスを尾行開始。一方で、他のメンバーは走って対象者の後ろから急いで同じバスに乗車。もう1人は別に待機していた車両班の車へ乗車しバスを尾行。
このように、私たちは常に次の一手を考えながら行動します。対象者がどこで降りるか予測できないため、最悪の場合に備えた作戦も必要です。
バスが街の中心部に到着し、対象者が下車しました。ここで私たちは再び尾行を続け、対象者が向かう先を特定しようとしましたが街の喧騒の中では、人混みに紛れやすいため、注意深く追跡しなければなりません。対象者が狭い路地に入ると、私たちも距離を保ちながら追いかけ、最終的に彼が小さなカフェに入るのを確認しました。
この時点で、尾行は成功と言えますが、調査はまだ終わっていません。
私たちは、対象者が何をするのか、誰と会うのかを確認するため、さらに張り込みと観察を続けました。すると数分後女性が入店し対象者と接触。
カフェを退店後、2人を尾行しホテルへ入っていく瞬間の撮影に成功しました。
私たちはこのまま別の班と張り込みの交代をし調査を終了。事務所へ戻り今回の反省と次に活かせることを話し合いました。
公園での尾行は、予測不可能な動きに対応する力と、冷静な判断力が求められます。今回の調査では、チームワークと迅速な対応が功を奏し、対象者の行動を完璧に追跡することができました。
尾行の仕事は、常に変化し続ける状況に対応することが求められますが、その分成功したときのこの何とも言えない最高の達成感は探偵しか味わうことはできないでしょう。
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