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最近、探偵になりたいという話をちらほら耳にする様になった。
一昔前であれば、探偵の存在も世の中では知られていなかったのではないだろうか。探偵とは映画や小説の中だけの登場人物であり、実際に存在するとは思われていなかったのが、おおかたのとこであろう。ここに来て、探偵を目指したいと思う諸君が現れてきた事は嬉しくもあり、探偵の存在が世の中に浸透してきた事でもあろう。
では探偵になるには?という話をするとまず、勿論 探偵会社の門をたたく事から始まる。そこで、数多くの案件をこなし、やがて一人前の探偵となるわけであるが、一人前になる事はエンドレスで、いつが一人前なのかは正直私も分からない。こればかりは自身で感じるか、周りが判断する事であろう。
それでは、どういう人間が探偵に向いているのか?という事であるが、性格は普通でよいが、欲を言えば明るい方が尚、良いであろう。探偵といえば露出が少なく、影のようなイメージを持つ人もいるかと思うが、現実は隠れ隠れの尾行もあるが、聞き込みをする事も多く、この場合明るくニコニコしてた方が、相手もまさか探偵とは思わないし結果も出やすいのである。後は好奇心が普通よりもあった方が良い。あり過ぎは良くないが…常に対象者が接触した人物、訪れた場所など、何だろう何だろう?と興味を持ちそれを追求する、したい気持ちが大切で結果にも繋がるのである。また辛抱強くないと無理である。調査で車内に半日以上こもっている事はざらにあり、街角に雨の日も雪の日も何時間も立つ事もあるからだ。
性格的にはこういったところであるが、次に外見はというと、これまた普通で良いのである。ただし、探偵とは記憶に残らない人というのが大前提であるから、太らない・痩せ過ぎないという、体型のコントロールは大事なとこで、要は外観的な特徴(髪型・服装含む)を持たない様に努力する事が大切な事なのである。常に対象者の近くで調査をしているので、間違いなく対象者の視界には入るものである。その際、外観的な特徴を持っていると、探偵自身も覚えられたのではないか?などと疑心暗鬼になり得る為、普通の記憶に残らない人になりきるのが楽なのである。
次に技術面であるが、調査で車を使用する事が多い為、バイク・車の運転に自信がある方が良い。車を指先とまでは言わないが、手足程まではコントロールできる方が調査がスムーズに進むのである。
ある意味、優良ドライバーでは務まらない業界ではある。
以上、探偵会社の門をたたくまでの探偵を目指す基本的な適応性を延べたが後は、自身で経験を重ね自身の枝葉をつけて行く事が、探偵への道なのである。
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「西日本リサーチ」熊本で生まれた歴史ある探偵社。