熊本の探偵|「西日本リサーチ」は60年の歴史があります。 > (2) 探偵からのためになる情報 > 離婚問題 > 離婚問題「産後クライシス」
みなさまは産後クライシスという言葉を聞かれたことがありますか?
昨年(2011年)の調査結果で「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」というものです。
別の研究ではこの期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するなんてデータも出ています。
探偵である、私の個人的な考えですが「立会い出産」を行い、出産に協力的だった夫婦程、クライシスの確率は高くなるデータがあります。
男性は女性の偉大さを出産にて実感し、妻を女としてでは無く、母として見る。そして、子供に対して強い愛情を持つ事になり、妻への気配りが薄らいでしまう。
女性は今まで100%の愛が注がれていたものが、一気に子供への愛情が強くなった夫に嫉妬の心が芽生え、夫からの愛情が薄くなったように感じてしまうのです。中には、長期間の大恋愛。そして、熱々の新婚生活を長年行った夫婦が、出産後わずか1年で離婚に至ってしまった夫婦もいました。
実は、産後とは夫婦仲に大きな危機が訪れるタイミングなのです。こうした問題はこれまで『育児ノイローゼ』『産後ブルー』といった言葉で主に母親たちの問題であるように語られてきました。
しかし、これを夫婦や社会の問題であると捉え、「産後クライシス」と名付けられました。以下は民間の調査結果では、妊娠期、0歳児期、1歳児期、2歳児期に『夫(妻)を心から愛していると実感する』という夫婦の割合を追跡調査したものです。
<夫(妻)への愛情を実感する>
・妊娠期
男性・・・74.3パーセント
女性・・・74.3パーセント
・0歳児期
男性・・・63.9パーセント
女性・・・45.5パーセント
・1歳児期
男性・・・54.2パーセント
女性・・・36.8パーセント
・2歳児期
男性・・・51.7パーセント
女性・・・34.0パーセント
なぜこうした結果が起こるのか。また、なぜ女性の方が著しい減少をみせるのか。
○ 『夫からのねぎらい』
○ 『夫の家事や育児への参加度』
が強く関係しているといいます。
妊娠時と子どもが1才の時期に、共に『愛情が変わらない』と答えていた妻たちは『夫はよくわたしの家事や子育てをねぎらってくれる』と答えた妻の47.1パーセントが 『家事・育児を助け合っている』『夫と一緒にいると本当に愛していると感じる』と答えた一方で、ねぎらいが少ない場合はわずか10.2パーセント、育児家事参加が低い場合は20.5パーセントにとどまったのです。
これは夫にねぎらいの気持ちがあると育児参加につながったり、また逆に育児参加すると妻の大変さを実感してねぎらいの言葉が妻にかけられるようになったりして、妻の側も夫への愛情を感じる良いサイクルがあることを示しています。これに対して男性側が「家事や育児は女性がするのが当然」と思っている場合はねぎらいが低く、育児参加も低いため妻の愛情が下がるという悪循環に陥ってしまうことが分りました。 その結果、産後クライシスがあったという層の多くが『出産後の夫の家事育児への非協力』を不満に思っているという事が推察されます。その時に助けてもらえなかった事を夫へのわだかまりとして今も残っていたり、産後、夫がとった無自覚な行動が今でも忘れられず、「その後の夫の行動を全く信頼できなくなった」りされる方もおおいです。
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