熊本の探偵｜「西日本リサーチ」は60年の歴史があります。 > (2) 探偵からのためになる情報 > 探偵について > 内偵の極意は「直調」?余儀なくされた聞き込みの手法
我々の仕事にはいわゆる張り込み・尾行などの行動を調査する他に、内偵（聞き込み）などの調査もある。
聞き出したい事をうまく会話の中に取り入れながら、引き出していかなければならない。
この話術は結構難しいもので、まずは信頼してもらうのが、基本である。
その上で、情報があるかないかを見極めながら、会話を続けていくのである。
田舎の方では、皆さん人が良くまた繋がりもある為、情報も得られるのだが、都心では人の繋がりが気薄で中々情報を得る事が難しい。
そんな中で得られた一つ一つの情報を組み合わせて、結論へと導き出すのは、これまた探偵の醍醐味でもある。
この内偵調査、以前(30年前)と現在では、少し勝手が違う。
以前は、成りすましによる聞き込みが支流であり、市の職員、電話局、ガス会社、警察官、引越し業者、金融 いろんな職種の人物のフリをして、目的となる人物の事を聞き出したりしていた。
「警察官です」なんて名乗ってしまえば、これは「詐称」立派な犯罪です。
従って、聞き込みする相手が勝手に勘違いするように、それぞれの職種の専門用語もずいぶん勉強いたしました。
しかし、現在「成りすまし」による聞き込みはご法度。
現在、私達は聞き込みの際、基本的には探偵です。と名乗らなくてはなりません。
間接調査ではなく。直接調査。まさに探偵も興信所も変わらない形での取材が理想とされているみたいです。
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