熊本の探偵｜「西日本リサーチ」は60年の歴史があります。 > (3) 探偵と法律の関係 > 離婚請求
離婚原因をつくった配偶者からの離婚請求は認められるかどうかの問題で
離婚に関する難しい問題の一つです。
例えば浮気をした夫から「もう夫婦とは名ばかりになったのだから
離婚してほしい」と請求がしてきたような場合に、勝手だからと
離婚請求を棄却してもいいのかという事です。
これについての判例は「フェアではないから認められない」という態度を長いこと
とってきました。しかし夫婦関係というのは日々続いていく家族の関係です。
そこで家庭裁判所や地方裁判所の裁判では、有責配偶者の実態と婚姻関係破綻
との因果関係、その後の夫婦関係の実態、別居の有無とその期間の長短などの
諸事情を具体的に考慮し、有責配偶者からの離婚請求であっても場合によっては
認めるというケースが出始めています。
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